能海です。
【1】輪講『未来を展望する理科教育』
~5章~
1.子供が科学する理科授業づくりとは,おわりに (勝浦さん)
■学んだこと
<LBDのねらい>
プロの世界の中で公式が作られ,みんなに使われていく過程そのものを教室の中に再現
して,物理現象を科学するスキルそのものも学ばせようとすること
⇒科学的リテラシーの獲得
◎LBDを一言:実際の活動や経験から,法則を導き出すもの(=科学者,研究者の過程)
→科学者と同様なことをやることで,子供たち自身をミニ科学者にするイメージ
◎技術の場合:技術の追体験をすることで,技術リテラシーを身に付ける
⇒どちらも活動そのものにはとらわれてはいけない
⇒それぞれの活動の意図,それに即した身に付けさせる力をしっかり考えることが大切
<科学の10年間の動向>
前:自分だけで学ぶことに重点を置いていた
後:共同して学習していくことに重点を置いた
<子供の実感的な学びの成立条件>
◎教師の力によるところが大きい
→子供に寄り添い,子供の学びに目を向け,それを起点とした柔軟な発想,展開を考える
→例:子供たちに目標やその活動のメリットを考え決定させ,それに沿ってやらせていく
例:教師はあくまでもサポートに回り,疑問を持たせた活動にするように授業の舵をとる
~6章~
2.学習指導要領に見る探究活動の意義,探究活動におけるプロセス・スキルズ
探求のサイクル,検証可能な問題を設定する能力育成の困難さ (森中さん)
■学んだこと
<プロセス・スキルズ(探求の技法)>
科学者が科学的な問題解決する技能(思考パターン)
→仮説を立て,検証していく一連の流れ
⇒その流れの中で,身に付けさせる力を明確にすることが大切
(=LBDもその一つの方法)
<技術におけるプロセス・スキルズ>
設計→製作→評価(探求のプロセス)
※設計の中の4つのステップは以下の通り
1)概念設計
2)基本設計
3)詳細設計
4)生産設計
⇒それぞれに必要な力を明確にすることが大切
◇科学,技術それぞれにおけるプロセス・スキルズはやっていること(活動)は同じ
→ただ,それぞれの立場の視点から考えたときの活動の意図,身に付けさせたい力が違う
3.疑問を検証可能な「問題」に高めるための手立て,
The four puestion strategy の考え方を取り入れたワークシート,
The four puestion strategy を構造化したワークシート,
中学生の探求活動の実際と指導のポイント (牡鹿)
■学んだこと
Q:なぜ,検証的な問題をたてなければならないか
A:科学になる問題→科学的に検証(証明)できなければならない
→できなければ科学にならない
⇒子供たちが,科学者と同じような視点で,仮定の設定し,実験計画を立て,問題にする
ことが大切
(技術の場合)
技術的に解決可能な問題の設定→開発計画を立てることからつながっている
◎ある立場(科学者,技術者など)の視点から巻あげるプロセスを構築することが大切
【4】社会貢献についての話(村松先生)
■学んだこと
・大学の役割:研究,教育,社会貢献
・社会貢献をする理由
→例:社会との繋がりを強くするため,社会勉強 等
◎目先の利益と中長期的な利益をバランスよく考えることが大切
→人間は,目先の利益にばかり目がいってしまうが,中長期的な利益を考えることも大切
<まとめ>
現状での利益と未来への投資をバランスよく行う
⇒結局は,すべて自分のため
(⇒中長期的に訓練したことは社会場面で出るし,通用する)
<先生の新任の頃>
・先生方のPCセッティング 等
⇒・予算不足を助けてくれた
・困ったら相談に乗ってくれた
・学校内の位置が高くなり,やりたいことが通る
<感想>
来年から学校現場で,人間関係を形成していく上で,中長期的な利益を考えて行動することが大切であると感じた。どんなに面倒,つらくても,自分のできる範囲であると判断したなら,積極的に引き受け,貢献していくべきであると感じた。そのために,自分に余裕を常にしっかり持つことと,できないことは,できないとキッパリ説明して断る力が必要であると感じた。
<第3回創造アイディアロボコン三重県大会に向けて>
今回は,社会的な能力を身に付けることを目標として活動に参加しようと思う。
以上です
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子どもの成長していく姿や心の変容に興味を持ち,現在,子どもの心理的変容についての研究をしています。それを活かし,来年から教師になる予定です。