今日は,午後から産技(東海支部大会)のプレゼンを作成しつつ,合間に1冊本を読んだ。
「映せばわかるプロジェクタ活用50の授業場面」という本である。これは,先日行ったIT活用セミナー
でいただいた本である。
まず,この本を読むにあたって,先日のIT活用セミナーを簡単に振り返ってみた。
・IT活用は,どんな教員でも簡単に効率よくできる
・普通の教室で小さいものを大きく映すだけでも効果的
・IT機器を利用した授業をすることで,クラス全員の子供の立場,視点を考える訓練がされる
・IT活用で子供の問題解決,思考プロセスを簡単に共有し,お互いに評価し合うことができる
・IT活用の効果は学力そのものではない。授業の効率化にある。
→それによって,教育として時間をかけるべきところに時間をしっかりかけることを考える
次に,それを元に本を読んでみた感想。
・それぞれの実践例が「IT活用のねらい」など詳しく表記してあってわかりやすかった
・カラー写真が載っていたり,授業のイメージがつきやすかった
・指導のポイントや子供たちにおける教育的な効果も表記してあって,実際に次に活かすイメージが沸いた
次に,授業に活かすには(数学科におけるIT活用場面)
・空間図形を大きく投影
→みんなで一つの同じ図形を観察することが出来る
・空間図形の奥行きを確認できるようなコンテンツ活用
・小学校1年生の算数で子供たちと同じノートを投影
→「1マス空ける」等,具体的な指示が視覚的にわかる
・関数のグラフを大きく投影し,みんなで書き込むことで理解が深まる
・確率の分野で「コインを投げる試行」などを実物投影機で大きく映す
→学習がみんなで一気に共有でき,効率性が良い
最後に・・・
これから教師になる身として,このような本は授業のイメージがつきやすいし,そのコツも表記してあってとても勉強になった。また,このIT活用に関しては,教師(自分)の工夫によって,まだいろいろ応用,発展できると感じた。だからこそ,自分が子供たちにの身に付けさせたい力を明確にすることは大切であり,絶対に忘れてはいけないことであると感じた。
-結論-
現代,教師はいかに子供に接すること以外の仕事を効率よくやり,子供に接する時間を長くしてやるかであると感じた。その中での工夫は,教師が常に積極的に学び続けることにかかっていると感じた。
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子どもの成長していく姿や心の変容に興味を持ち,現在,子どもの心理的変容についての研究をしています。それを活かし,来年から教師になる予定です。