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 テスト勉強の合間に数学教育の記事を読んでいたら,興味深い記事を見つけた。

「米国の数学教育に警鐘,『楽しさ』と成績は別物」

 昨年10月に,全米の数学教師たちが心を砕いてきた「楽しくて身近な数学を,生徒が自信を持って学べるように-」という授業方針が,実は必ずしも良い成績につながらないとの研究成果が報告され,波紋を呼んでいるらしい。これは,日本の教育界にとっても,とても興味深いことである。

 具体的には,「数学は楽しい」と答えた生徒の率が高かった上位10カ国は,いずれも成績が平均以下。逆に下位10カ国は,全て優秀な成績を出していた。また,日常生活の場面に結びつけて教えようとしている国ほど,成績が悪いことも明らかにされている。

 結論としては,成績の良い国は総じて,生徒への要求水準が高く,生徒は数学を楽しんでいないし,自信もないと答える傾向があると考えられているらしい。

以上のことを考慮すると,自分としては,来年から何を重視して授業していけば良いのかと困惑した。
しかし,結論から考えると生徒への要求水準を高くする上で,生徒の興味・関心を引くような経験をさせることが1番有効的ではないかと思う。また,ハードルをあげるときに生徒のモチベーションをあげる工夫も,これから大切になっていくと思う。

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無題
はじめまして。

非常に興味深い記事ですね。

私は算数を日常と結びつけて考えすぎるのは、少し危険な点があるのではないかと考えています。

例題として生活場面を出し、考えさせるのは子どもたちにとってわかりやすいと思います。
そのような具体場面から、半具体場面→抽象化していくか重要なんじゃないでしょうか。

ある計算のやり方が、子どもたちの頭の中で具体的場面から離れて抽象化われたとき、他の問題にも適応されうるのでは…と思いました。
クー 2007/02/06(Tue) 編集
無題
こちらこそ,はじめまして。
コメントいただき,ありがとうございます。
私もくーさんの意見には同感です。算数と日常を結びつけて考えるというのは,くーさんが言われたように,生活場面など具体場面から半具体場面→抽象化していくことが重要であると思います。子どもが算数で学んだ力を実際生活等,他に活かせるところまでを考えて,学習させることが重要であると考えています。そのために,頭だけでなく五感をフルに活用し,体験と知識が結びつくような学習が大切であると考えます。
noumi 2007/02/06(Tue) 編集
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 私は,現在大学の教育学部4年生です。
子どもの成長していく姿や心の変容に興味を持ち,現在,子どもの心理的変容についての研究をしています。それを活かし,来年から教師になる予定です。
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